クリニックの特長
おおいし脳・神経リハクリニックの理念
脳神経外科・脊髄外科・リハビリ医学を基盤として地域に根付き
患者さまがよりよく生きるためのサービスを提供する
おおいし脳・神経リハクリニックは、頭痛やめまい、手足のまひ、しびれ、震え、物忘れ、けいれん発作などの脳神経外科の分野から、首や腰の痛み、手足の痛みや手足の冷えなどの脊髄外科の分野までを診察・治療する専門クリニックです。
また専門分野の治療・診察における後遺症のリハビリテーションや、脊髄(せきずい)疾患をお持ちの方の相談、むち打ちや腰椎捻挫(ようついねんざ)でお悩みの患者さまにも治療や指導を行っています。
患者さまのからだの回復と健康の維持、QOL(クオリティオブライフ)の向上のために、病気の早期発見から治療、リハビリテーションまで、医師を中心とした「チーム」で幅広く対応する総合クリニックです。
2000例の治療経験から、患者さまに「できること」
佐賀県の内外で長年脳神経外科手術と外来診療に携わってきたおおいし脳・神経リハクリニック院長の大石豪は、脳腫瘍手術、脳血管内治療、頭蓋底手術、脊髄外科手術、末梢神経手術など、2000例以上の脳外科手術をおこなった経験を持つ専門医です。
佐賀の人柄は穏やかで真面目、そしてあたたかく、大好きです。ただその真面目な性格からか、仕事でもついつい無理をして頑張り過ぎてしまい、体調を崩してしまう方が多いように見受けられます。脳や神経機能の病気は多岐にわたり、日常で起こる、ごくありふれた症状(サイン)から始まります。早期の診断と治療が「鍵」となります。そしてこれまで、多岐にわたる様々な症状でお悩みの患者さまの治療にあたるなかで、重要性を痛感してきたのは「リハビリテーション」でした。この経験から、当クリニックには広いリハビリ室を設けています。そして脳神経機能のリハビリテーションだけでなく、関連する運動器のリハビリテーションまで、それぞれの症状に合わせて、理学療法士や作業療法士がチームとなって患者さまをサポートし、心身機能の向上に努めています。
最新機器による検査と治療。生活習慣病全般の改善指導までをフォロー
当クリニックの医療検査機器は、MRI(磁気共鳴画像装置)、CT(コンピューター断層撮影装置)、エコー(超音波画像診断装置)、筋電図検査機器(神経伝達速度や針筋電図)を導入しております。
MRIは、中枢神経や脊髄、各種関節の様子も精密に把握することが可能で、CTでは、緊急時の頭部検査や脊椎検査も可能です。エコーは、頸(けい)動脈などの血管検査のみならず、末梢神経までもクリアに検査できます。筋電図は、神経疾患の判断みならず、手術などの適応判断から治療経過の神経の状態をおおむね判断する検査です。これらの各種検査機器を駆使することにより、脳・神経領域のみならず運動器疾患の診断への応用も可能となり、リハビリテーションの必要な患者さまの治療に的確に活かすことができます。
治療に関してはとくに「圧力波治療器・ショックマスター」を導入しています。ショックマスターは、癒着して硬くなった筋組織を衝撃波でほぐしていく治療器です。エコーなどで筋肉の硬さ・コリなどを測定し、部位や治療方針を特定した上で治療を行っていきます。肩こりや腰痛・頭痛・首痛・ムチ打ちのほか、四十肩や五十肩にも効果的です。神経痛や麻痺からの痛みは、手術などの治療だけでは完全に取り除けない場合もあることから、検査機器と最新の医療機器を組み合わせながら、より効果的な治療を行います。
チーム医療を病診連携へ―。地域の皆さまのための医療機関として
おおいし脳・神経リハクリニックは、地域の基幹病院である佐賀大学医学部付属病院や佐賀県医療センター好生館にも近く、脳梗塞や脳卒中といった急性疾患などで緊急・重症な状態にある患者さまに対しても、高度で専門的な医療を提供する急性期病院とも、途切れない連携を図っています。今後は日ごろの早期・初期の診断と治療やリハビリテーションといった回復期のフォローに止まらず、救急対応を見越した医療を提供したいと考えています。とくに予防医学に関しては、佐賀市をはじめとする地域の検診にも力を入れてまいります。
これまで長年培ってきた技術や経験・知識を、このクリニックで思う存分、佐賀の皆さまに還元できるよう、スタッフ一同努めてまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
おおいし脳・神経リハクリニック 院長 大石 豪(おおいし・つよし)
日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
出身大学:佐賀大学医学部 出身医局:佐賀大学脳神経外科
佐賀市嘉瀬町出身