検査について

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安心して治療するための、高度検査機器を組み合わせた検査

おおいし脳・神経リハクリニックでは、MRI(磁気共鳴画像装置)、CT(コンピューター断層撮影装置)、エコー(超音波画像診断装置)、筋電図検査機器(神経伝達速度や筋電図)を導入し、得られたデータを複合的に分析し、症状を診断しています。


MRIによる画像診断

MRI(超電導磁気共鳴装置・magnetic resonance imaging)は、人体のなかに無数に存在する水素電子(プロトン)からの信号(電波)を画像に変換して表示する装置です。MRIでは断層診断という点ではCTと似た画像が得られますが、CTとは異なる物質の物理的性質に着目した撮影法。おおいし脳・神経リハクリニックではこのMRIとCT(CTA・CT血管造影など)を組み合せた画像診断を行っています。
MRI検査については神経系では脳血管障害(脳梗塞、脳動脈瘤、脳出血)や脳腫瘍などに用います。無症候性脳血管障害(≒症状が自覚できない脳内の血管障害)を発見し、予防治療(基礎疾患の治療)などに役立てます。
運動器領域では、脊髄や手足に伸びる神経根の描出や、その原因となる椎間板、靭帯(じんたい)などの症状が判断できるため、とくに頭頚部痛や坐骨神経痛、腰痛、なかなか治らないむち打ちや捻挫(ねんざ)などの診断に有用性を発揮します。

MRI検査に関しては検査に磁気を用いるため、過去の手術歴や体内金属が検査に対応できるか、交通事故などの被害、妊娠の可能性などを医師が事前に確認いたします。


CTによる画像診断

CT(コンピューター断層撮影装置・computed tomography)は,からだにエックス線を照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで画像化する検査で、エックス線管球(大きな輪の内部)を連続回転させながら、目的の部位をらせん状に撮影。からだの内部の構造を詳しく調べることができます。


筋電図検査機器による電気生理学的検査

筋電図検査とは、神経や筋肉に病気があるかを調べるものです。筋肉を動かす神経の伝達速度を測ったり、筋肉に刺した針から電気的活動を記録し、神経の異常や筋肉そのものによる病気なのかを分析します。
筋電図検査機器は、超音波検査装置(エコー)との組み合せにより、脊椎疾患、末梢神経による絞扼性神経障害、脳血管障害や神経内科疾患(糖尿病性神経障害や筋萎縮性側策硬化症、多発神経炎、手根管症候群、ギラン・バレー症候群)などの「しびれ」の検査にも有用です。
運動器についても、筋力低下や筋委縮などの症状があり、画像検査で診断がつかない場合に筋電図検査を行うことで、筋肉の活動性を詳しく分析することができます。
また、外傷性頸部症候群(むちうち)などで生じる手のしびれなどの診断にも有用です。

電気的刺激時に、やや痛みをともないますが、検査後は痛みがありません。また電極針の太さは採血の針より細いもので、当日の入浴にも影響はありません。

【診察時間】

月曜・火曜・水曜・金曜:午前9時~午後12時30分/午後2時~午後6時
木曜・土曜:午前9時~午後12時30分
(日曜・祝日は休診)

保険診療を行っております。ご来院の際は保険証をご持参ください。
事前にお問い合わせいただくことで、スムーズに受診いただくことができます。

お問い合わせ:0952-37-8126(電話)/0952-37-8035(FAX)

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